吾妻山 ~豊富な自然観光資源に恵まれた山~
■ 磐梯吾妻スカイライン

■ 吾妻連峰温泉の旅
半世紀以上も前の文章であるが、吾妻山と高湯温泉の魅力をよく伝えている紹介文として掲載する。 また将来の高湯温泉の方向性として、温泉を大事にしてそれを供給してくれる吾妻の自然への感謝を忘れないためにも、今も変わらぬ高湯先達の記録として残したい。 なお磐梯吾妻スカイライン開通は昭和34年である。 詳しくはこちら
■ 吾妻の渓流釣り
渓流釣りで東北の渓々を探っていくと先達の足跡に遭遇する事がある。沢に沿った山仕事の踏み道もそうであるが、紀行文などの著書としてそれに触れる事もある。 そういった釣案内や釣エッセイなどの… 続きを読む
■ 吾妻のキノコ採り
12月に入り高湯温泉では連日ミゾレ模様です。まもなく山は雪で閉じるでしょう。さて現在吾妻の山で取れるキノコはエノキタケとムキタケです。雪が積もってからも… 続きを読む
■ 吾妻のキノコ採り<2>
福島市側から見る吾妻連峰は庭塚地区を麓として、標高200メートルの上姥堂から標高1949メートルの一切経山まで一気に立ち上がる山塊である。… 続きを読む
■ 吾妻の山菜採り
こんにちは、冷え込みが戻りまして今朝の浄土平では樹氷が見られました。寒波で山菜の出が遅くなり、連休後半から木の芽の収穫時期となりましたので、タラノメも取り残しが道路脇に見ることができました。… 続きを読む
■ 吾妻の冬の山菜採り
年始の行事として今朝は雑煮作りました。シンプルに鳥皮で出汁とって青菜はセリのみ。電子レンジ用の「くっつかない餅網」という便利物で売ってましてこれが調子良いです。餅料理が手間かかりません。… 続きを読む

吾妻山散策路 吾妻姥ケ原トレッキングコース

■ 吾妻山の入門半日コース
一切経山
標高1949m。がれきや乾いた土に覆われ火山の荒々しい雰囲気を残す。白い噴煙が立ちのぼり火山性ガスが噴出し、周囲は立ち入り禁止である。そのために一切経山直登ルートは閉鎖中である。
一切経山へは酸ヶ平避難小屋経由で登頂する。火山性のガレが続く登山道で、車石による骨折やねんざなどの事故も多い場所である。頂上からは福島市街はもとより米沢方面まで見渡せる。 北には蔵王連峰そして北西には朝日連峰が見え、東北の背骨である山々の連なりの一部に立っていることが良くわかる。地形図上の五色沼が眼下に見え、沼畔のルートから家形山を経由して福島側と米沢方面への登山道分岐となる。
吾妻小富士
富士山にも似た火口を持つ山容の美しい山。乾いた土と背の低い植物に覆われ、浄土平の駐車場から15分ほどで気軽に登ることができる。革靴やサンダルで登る方もいるが足元にはご用心。 火口周り(お鉢巡り)は40分ほどかかる。吾妻の山風が抜ける場所でもあり、風が強く頂上では体が斜めに立つほど。かつてはパラグライダーで飛び立つ人も見受けられた。
五色沼
魔女の瞳とも呼ばれるが、姥ヶ原の姥神伝説と結び付けた最近の別名である。水色は天候によって刻々と変わり、コバルトブルーからインクブルーと変化する。魚の住めない鉱水であり登山の水場としては使えない。 裏磐梯の湖沼群を総称として五色沼と呼んでいるが、こちらの沼が地形図上の正式な名称「五色沼」である。
一切経山と家形山の中間に位置する火口湖で、かつては信仰の対象でもあり雨乞いの儀式が行われた。昭和の時期にも深刻な水不足があり、大々的な雨乞いが行われた記録がある。儀式は石を放り込み大騒ぎをするという内容であった。 儀式の最中には早くも黒雲が現れ、3日間の降雨となったと伝えられる。
鎌沼
蓬菜山の南面に位置する鎌形状に広がる沼。沼の南側に姥ヶ原、北側には酸ヶ平湿原が広がり、6~9月に一帯は美しい高山植物の花々に包まれる。 試験的に岩魚が放流されたが、水深が浅く越冬できずに定着しなかった。沼の周囲の登山道は木道で整備され歩きやすい。
姥ヶ原からは姥神傍を通り抜け谷地平へと登山道が分岐する。ここから駕籠山稲荷方面に少し進むと開けた場所に出るが、ここが大倉川を挟んだ中吾妻山の正面となり、吾妻大権現の遥拝所である。 山岳信仰の重要な場所であるが「一千年の木戸塞ぎ」と呼ばれた歴史上の山止め政策が行われ、その後の吾妻山信仰は大きく廃れた。寺跡の規模からして信仰が継続していれば、月山や羽黒山などと並ぶ大霊場となっていたと思われる。
蓬莱山へ回り込むと東吾妻山の登山道入り口があり、浄土平へ向かわず東吾妻山~景場平~鳥子平~浄土平というコースも選択できる。登山道は樹林帯で展望は悪いが、東吾妻山頂上は開けており猪苗代湖まで見渡せる。 なお吾妻山という名の山は存在せず「西吾妻山」「中吾妻山」「東吾妻山」のどれを登って吾妻山登山とするか議論されるところであるが、アプローチの面から考えても東吾妻山を登って吾妻山とするのが一般的な考えであろう。 くれぐれも吾妻小富士に登って吾妻山を制したとはしないでいただきたい。
桶沼
浄土平南端にある火口湖。直径は約150m深さは13mで湖畔には東北の歌人斎藤茂吉の歌碑がある。紅葉時期の空と水面とのコントラストが美しく、写真撮影のビューポイントである。茂吉の歌碑については 「高湯文学散歩」のページに詳しい。
桶沼の登山道は吾妻小屋へとつづき、山小屋主人の遠藤守雄さんの思い出にもつながる。持参の昼飯を広げると熱々の味噌汁を出してくれた事を思い出す。