自然をたのしむ
野反湖
野反湖(のぞりこ)
鍾寿館より車で 約90分
野反湖は群馬・長野・新潟3県の県境に位置し、周囲を2,000m級の山々に囲まれた、 湖面標高1,513m、水深25m、周囲20kmのダム湖です。
自然豊かで、初夏から初秋にかけての湖岸は、シラネアオイ、ノゾリキスゲ、レンゲツツジ、ヤナギラン、コマクサなど、 300種類以上の高山植物が咲き誇り、湖面には見事な紅葉が映し出されます。
その他、キャンプや釣りといったアウトドア体験も可能となっており、大自然をより感じることができます。
浅間山北麓ジオパーク
浅間山北麓ジオパーク
鍾寿館より車で 約60分
「ジオパーク」は、美しい自然景観や学術的価値を持つ土地、さらには地球の成り立ちを知り、 それらと私たちの関わりを、楽しく学び、感じることができる場所のことを指します。
浅間火山は日本列島の中央部、群馬県と長野県にまたがりそびえる山で、 東日本火山帯の火山フロントの屈折部に位置しており、日本の代表的な安山岩質の活火山のひとつです。
山頂部の釜山は現在も活動中で常時噴気しており、これまでに10回余りの大規模な噴火と中小規模噴火を繰り返してきました。
芳ケ平湿地群とチャツボミゴケ公園
芳ケ平湿地群とチャツボミゴケ公園
鍾寿館より車で 約90分
中之条町と草津町に広がる芳ケ平湿地群は、ワタスゲをはじめとした様々な高山植物や、特別天然記念物であるニホンカモシカ、 日本の固有種モリアオガエルの繁殖地であるなど、世界的に見ても重要な生態系の存在する湿地郡です。
チャツボミゴケ公園は、中之条町の最奥、入山地区の西端にあり、鉄鉱石の鉱床があった昭和41年まで「露天掘り」による採鉱が行われていました。
その採掘時の窪み(穴地獄)にチャツボミゴケが自生し、現在は2000m2にわたる日本最大級のコロニーが形成されています。
どちらも、ラムサール条約に登録されており、チャツボミゴケ公園は、芳ケ平湿地群を構成する重要な自然環境であるとされ、 その一部が国の天然記念物にも指定されています。
歴史を感じる
富岡製糸場
富岡製糸場
鍾寿館より車で 約100分
富岡製糸場は、明治5年(1872年)に明治政府が日本の近代化のために設立した模範器械製糸場です。
明治維新後、政府は日本を外国と対等な立場にするため、産業や科学技術の近代化を進めました。 そのための資金を集める方法として力を入れたのが、生糸の輸出でした。
政府は生糸の品質改善・生産向上と、技術指導者を育成するため、 洋式の繰糸器械を備えた官営の模範工場として富岡製糸場を建設し、現在までほぼ変わらぬ姿で残されています。
沼田
真田ゆかりの地「沼田」
鍾寿館より車で 約60分
「真田丸」でも有名となった真田一族といえば信州というイメージですが、 天正10年頃には上野国(群馬県)北部(利根沼田・吾妻地区)のほとんどが真田の勢力下にありました。
二男である信繁(幸村)は、上杉家や豊臣家で人質としての生活を送ることになり、 一方の真田家嫡男である信之は、父・昌幸とともに領地を守るために奮闘し、 初代沼田城主として、400年後の現在も残る町割りを施すなど、城下町・沼田の整備を進めました。
群馬各地には、そんな真田一族に関わる史跡が多数存在し、各々でその足跡を感じ取ることができます。
施設を利用する
県立ぐんま天文台
県立ぐんま天文台
鍾寿館より車で 約50分
県立ぐんま天文台には、目で直接覗くことができるものとしては世界最大クラス、 主鏡150cmの反射式望遠鏡が設置されています。これは北海道を除く東日本で最大サイズの望遠鏡です。
集光力が高く、遠くの星の光もよく観察できます。
その他、屋外には「ストーンサークル」のような太陽の傾きで暦を知ることができるモニュメントがあり、 毎日開催されるミニイベントや、木星やガリレオ衛星を観察する年間イベントなどもあります。
花の駅 美野原
花の駅 美野原(はなのえき みのはら)
鍾寿館より車で 約25分
「花の駅 美野原(みのはら)」は憩いの場として、 12万平方メートルの敷地内に数百種類の植物が植えられ、季節を彩ります。
入園無料で、園内には陶芸や草木染めの体験施設、レストラン、漢方薬局、ハーブ館、茶屋があります。
レストランではボリューム満点の郷土料理メニューがあり、 旬の野菜やハーブを使った体に優しい品々を楽しむことができます。
四万温泉湯めぐり散歩
スタート
おきなや足湯
おきなや足湯
足湯は無料ですが、ご利用の際は一言お声掛けをお願い致します。
店舗には甘味のメニューもございますので、足湯に浸かりながら味わうこともできます。(月曜定休)
鍾寿館から分湯しており、源泉掛け流しの足湯です。
塩之湯飲泉所
塩之湯飲泉所
東屋風の屋根が目印です。ひょうたん型のつくばいの上下二ヶ所に温泉がでています。
慢性の消化器病や便秘、胆のう炎などに効果があります。
奥四万湖
奥四万湖
四万温泉の最奥にある人造湖で、四万川を四万川ダムによって堰き止めてできた湖です。 春の新緑や秋の紅葉など、季節毎に鮮やかに変化する景色の名所で、 湖面もコバルトブルーやエメラルドグリーンなどに変化します。
春から秋にかけてはカヌー体験もでき、湖面の色を間近で楽しむことができます。
日向見薬師堂
国指定重要文化財で、手前にある建物が御籠り堂、奥に薬師堂があります。
「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」という仏様をお祀りするお堂で、 久しく治らない病気を治し、すべての人を病気の苦しみから救ってくれると云われています。
薬師堂の脇には足湯もあります。
御夢想の湯
御夢想の湯(共同浴場)
「四万の病を癒す霊泉を授ける」というお告げから発見された、と云わています。
「湯屋造り」の建物で、薬師堂の下から湧出する「御夢想の湯」掛け流しの温泉です。
ゆずりは飲泉所
「国民宿舎 ゆずりは荘」の目の前にある八角形の建物です。
中は広々としていてベンチも有り、四万温泉協会 絵手紙コンテストの応募作品(写真)も展示しています。
慢性の胆のう炎や便秘、胆石症などに効果があります。
上之湯
上之湯(共同浴場)
和風造りの落ち着いた雰囲気で、鍾寿館より分湯している、源泉掛け流しの温泉です。
ゴール